青臭さに弱くなった?

先日弟のエレクトーンのコンサートを見に行った時、プログラムの中にアルヴァマー序曲があった。自分自身は演奏したことはないけど、自分の出身部活である母校の吹奏楽部の十八番的な曲で、自分にとっても耳慣れたものであった。まあつまり平たく言えば高校時代を彷彿とさせる楽曲なわけだけど、最近こういうのを聴くと非常に泣きたいような気分になる。涙腺が弱くなったというのもあるのかもしれないが、どうもそれだけじゃないような気がする。多分中高時代へのものすごく強い感傷か。

学部生時代はそういうのはそこまでなくて、もちろん過去を否定はしないものの、人は現在を生きるものだと考えていた(し、まあそれは今でもそう思う)。また、今よりもまだ年の若いOBとして学校との接点があったようにも思う。今はそこまで年も若くないし、母校とも距離が出来た。それに今専門でやっていることとの兼ね合いもあって、母校に対する気持ちはもちろん悪いものではないにせよ、昔に比べたらやはり複雑なものとなっているように思う。そのはずなのだが、年始に同期と忘年会をして昔話をした時なども、ものすごいノスタルジーに襲われた。

今の自分が現在をうまく生きられていないのかもしれないけれども、なんなんだろうね。もちろん若さは成長可能性だとはいえ、人間は加齢していくことしか出来ないのだから、現在か未来を向いて生きていくべきだろう。それにこのブログの遥か昔の文章を見ていても、若さというのは直情的で危なさと隣り合わせにも見える。今の自分ならこんな辛辣なことは書けないよなと思うことがちらほら。そういうのは悪気なく人を傷つけることになるわけだし、思慮深く反省的になっていくこと自体は望ましいことと思う。

だとしたらこの、青臭さに対するノスタルジーは何なのやら。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">