伊勢・志摩旅行

シルバーウィークということで、20日から22日に行ってきました。お天気に恵まれてよかった。

1日目

新幹線で名古屋→近鉄で松阪→伊勢市へ。まずは外宮から。早速荷物預り所の列にびびるが、よく見ると列の進みが速い。辛抱して並ぶと意外と早く順番が回ってきた。宿に配送を頼む。これにて一日身軽に過ごすことが出来た。この日一日を通して、観光地としてのストレスが全くなく、伊勢の人や環境が観光地としてかなり整備されているということを実感した。

まずは外宮からお参りする。厳かな雰囲気を予想していたのだけど、とにかく人通りがすごくて、慌ただしさの方が優っていた感はあった。1時間ほどで一通りのお参りを終え、今度は内宮へ。しかし内宮へのバスは50分待ちとのこと。天気が良いのはいいんだけど、さすがに炎天下で50分も待つのは耐えられない。レンタサイクルも出てしまったらしいので、タクシーの場所を観光案内所で聞く。そうしたらいい感じの列が連なっているタクシー会社があったので、そこに並ぶ。さらに運の良いことに、前に並んでいた夫婦が相乗りを提案してくださった。結果的にバスより安く、かつ予定よりはるかに早い時間に内宮に到着することが出来た。これは本当に幸運だったと思う。

内宮に着いてから、また一通りお参りをする。ここも1時間強くらいだったか。心なしか外宮よりも人が多い様子。一通りお参りするとかなり歩いたので、しばし休憩所で休憩。そしておかげ横丁での食べ歩きへ向かう。おかげ横丁と言っても、そこまでの間にかなり長い道のりがあり、そこでも食べ歩きをした。記憶では、サザエのつぼ焼き、ソフトクリーム、牛串、牛肉をはさんだライスバーガー、横丁サイダーあたりを食べた。おかげ横丁では、念願の赤福氷を食べることが出来た。最初のうちは人通りが多かったが、だんだん日が落ちてくるにつれて、次第に人も少なくなってきた。

夕飯は伊勢市駅周辺のホテルのレストランで食べた。鵜方へ行き、宿に帰って就寝……といってもとなりの関くんまで見てしまったので、かなり遅くまで起きていたわけなんだけども……。

2日目

朝からまずは賢島へ。エスペランサ号に乗ってクルージング。外の空気が非常に気持ちよくてよかった。途中では真珠の核入れ作業も見ることが出来た。降りたあとは、志摩横山まで戻って横山展望台まで。徒歩で行ったが3kmの道のりはアップダウン(主にアップだが)が激しく、予想以上に大変だった。その代わり、着いた時の絶景はひとしおであった。高いところから景色を見ること自体は別に珍しいものではないが、リアス式海岸という地形特有の景色は新鮮だった。帰りは下り坂が主ということもあり、行きよりかはずっと楽だった。また徒歩で鵜方に戻り、スペイン村のムーンライトパスポートの時間を待ちつつ、鵜方駅の喫茶店で昼食。ここで伊勢うどんを食べる。15時半ごろに定期運行バスでスペイン村へ。

スペイン村は遊園地でありながらも、スペインの文化や歴史の紹介についても充実していた。さまざまに歩き回りつつ、およそ20年ぶりにメリーゴーランドに乗ったりした。パレードも綺麗だった。終バスの都合があったため、閉園時間ギリギリまではいられなかったが、最後に急いで船に乗るアトラクションにも乗った。遊園地デートというのはこの年になって初めての経験だったのだけど、結構楽しめた。

3日目

朝早めにお土産を買い、宿を出て鵜方へ。お目当ては近鉄特急の切符。めでたく買えたので乗り換えなしでそのまま名古屋まで。名古屋からはあおなみ線に乗って金城ふ頭まで。リニア・鉄道館へ。リニア自体の展示も面白かったけど、個人的には新幹線を取り巻く設備の紹介が興味深かった。ジオラマは人が多くて見ることが出来ず残念だった。あと、運転シミュレーターの抽選がものすごい倍率でびびった。

リニア・鉄道館を見終わると、またあおなみ線に乗って名古屋に戻った。エキナカできしめんを食べる。その後駅の近くのカフェ・ド・クリエでまったりして、新幹線に乗って帰った。

電子書籍と紙の本 つづき

とりあえず以下のような運用方法を考えてみた。(典型的な形から入るタイプ)

  • 文献(和書)……普通に紙の本を生協で買う
  • 文献(洋書)……Kindle化されてたらKindleで買ってKindleで読む。なかったらマケプレ。ページ数の問題は何とかする
  • 論文……基本は紙で、こまめに電子化
  • 文芸……Kindleで買ってKindleで読む
  • コミック……Kindleで買ってiPadで読む

辞書についての考察

生協の青土社フェアに乗じて、ユリイカの2012年3月号をゲットして読みました。どの記事も興味深かったですが、特に参考になったのは電子辞書と紙の辞書の在り方です。私自身、編集が紙の辞書を基にしているため、これらは両立すると思っていました。

色々な論考を読む中で、電子辞書はピンポイントつまり「点」で「引く」のに便利ですが、紙の辞書の方が「線」で「読む」のに便利なのだなというのを実感しました。そういう意味で用途別に使うと良いのかなと。

ただ、紙の辞書と違って、電子辞書になるとあまり量的な制約がなくなるのは一つあるのかなと思います。例えば項目数を多く出来ますし、語釈もゆとりある形に出来ます。でもかと言って項目を増やせば、語釈を長くすればいいのかというとそれもまた利便性としては微妙ですよね。全部が全部日国みたいな規模の辞書になればいいってもんじゃないと思いますし。制約がないからこその難しさみたいなのもあるんじゃないかななんて思いました。

電子書籍と紙の本

また更新が空いてしまいましたね。この頃は職場で期末試験があり、成績処理で地獄でした。ようやく山を越えたっぽいので、本格的に修論を仕上げていきたいと思います。夏休み中せっかくそれなりにコツコツと書き進めていたのに、すっかりこの頃は筆が止まってしまっていていかんいかんという感じです。

さて、修論を書くにあたって、入手が容易な文献に関してはいつでも参照出来るように、やはり手元に置いておきたいなあという気持ちがあるわけですが、そういえば昔Kindle Paperwhiteを買ったわけです。あいにく自分はクレジットカードを持っておらず、その点でかなり使い勝手は微妙なのですが(というか半分化石になりかけています)、それでもせっかく持っているのだからうまく使いたいという気持ちがないわけではありません。

そこでどういうものを電子書籍で、どういうものを逆に紙の形で持っていたら良いのかをこの頃考えているところです。例えば自分の今持っている電子辞書はCASIOの2014年モデルの中の最高モデルなのですが、辞書というのは常に手元にあって欲しい「金で買える実力」なので、紙の本の優位性はもちろん否定されるものではないと思いますが、やはりどこでも使える強みというのは確かにあるなあと思います。

自分が電子書籍についてぼんやりと考えているのは、次のようなことです。

  • いつでも携帯して参照出来るようにしておきたい(=繰り返し参照する性質を持つ)ものが向いてそう
  • 一般書籍では、かさばるけどある程度頻繁に参照するものに向いてそう
  • あるいは文庫本のようにかさばらないけど、あまりスペースを取りたくないもの?
  • 漫画本は読みたい時に持ち歩くのはだるいと思うタチなので、個人的にはKindleを積極的に使いたい
  • 売り切れや発送がないため、電子書籍が存在して決済手段があれば、一瞬で入手出来る
  • ただし、固定レイアウトでない限り、参照箇所を論文などで明示することが難しく、引用する際には結局原典にあたる必要が出てくる
  • 大前提として対応していない書籍は自炊しない限りは使えない(ただし洋書は最近かなりKindle対応が増えているのを実感する)
  • いつでも持ち歩ける分、サービス停止や技術の進歩などリスクがないわけではないというトレードオフ
  • ↑を両立したければ、紙バージョンも合わせて購入する必要がある

逆に紙の本についてぼんやりと思うのは、次のようなことです。

  • 他の本と比較・並行して参照しやすい
  • 引用をする際の参照に特に困難がない
  • 図書館で複写・貸出の形で入手出来るのは必然的に紙媒体
  • 持ち運びに困らないサイズであれば、個人的には書籍の形の方が読みやすい気がする
  • 購入して手に入れてしまえば、紛失しない限り手元からなくなるリスクはほとんどない

参照の問題さえ解決すれば、電子化のメリット自体は大きいと感じています。特に場所を選ばないことは重要だと思います(また、国会図書館が近頃積極的に電子化を進めているように、資料保存の観点からもメリットはありそうですね)。書籍と比べて論文はなおのこといつでもどこでも把握して持っているということの難易度が高いように感じます。機会を見て積極的に電子化してEvernoteに突っ込んで、極力いつでも参照出来るようにしています。

また、電子書籍になっていない古い文献も、一応図書館で複写をしたものをスキャンすれば簡単にPDFにしてEvernoteに突っ込んで手元に置いておくことが出来ます。これはまさに書籍のデータをそのまま電子化したものですから、参照にあたって何ら問題は起こりません。これを発展させると、究極的に言えば借りてきた本や買ってきた本を全ページスキャンすれば、非破壊自炊ならぬ電子化が一応出来るわけですが、それはさすがにコストと便益がつりあわないような気がします。電子化したものは参照するだけならいつでもどこでも出来て便利なのですが、ひと通り目を通すなど読書用途にはお世辞にも使いやすいとは言えず、やはり不適だと思われます。今執筆しているところに関連して、さしあたって頻繁に色んな場所から参照したいものについてのみ、スキャンして電子化してEvernoteに突っ込んでおくくらいがせいぜいでしょう。やはり基本は書籍の形でストックしておくのが良さそうです。

最後に最初の問いに立ち戻って、現時点で電子書籍を活用出来るもの=参照の問題に直面しない書籍ってなんだろうって考えると、文芸や漫画などの娯楽系(の中でも繰り返し読みたくなるようなもの)もしくは参照することが孫引きにあたるために直接参照することが考えにくいもの(=二次文献)かなあと思います。後者は例えばHandbookとかのレビューもの、あるいは事典のようなものです。

現時点では、ガッツリ全部読むというよりは必要に応じて繰り返しある部分を参照するものの方が、自分の電子書籍との付き合い方に合っているかなあと思っています。これは漫画でもそうで、二次文献じゃないですけど、ストーリーの展開の縛りがそれほど厳しくないオムニバスな形式の漫画の方が自分の使い方には合ってそうです。まあそういうコンテンツに限って、いざ探してみるとKindleにないんですけどね……w